亀山めぐり唄
番外1
「 来るか 来ないか こんの ( 金王 ) の道は 」
※ くりかえし
誰がつけたか こんのみち ( 金王道 )
知るや 知らぬや けものみち ソレ
こんのうまる ( 金王丸 ) は 西へ駆け ソレ ソレ ソレ
家康さまは 東へと
伊賀じゃ くろこ ( 黒子 ) で
伊勢しろこ ( 白子 ) 伊勢しろこ
ソレ トトンがトン トトンがトン
そーれ ゆらゆら ゆーらゆら
※ 2行くりかえし
「 本能寺の変 」 直後、大阪の堺にいた徳川家康は身の危険を感じ、隠密の行動や情報策略を
講じながら、伊勢白子まで命がけで移動し、そこから舟で岡崎まで帰った。
その時、この 「 金王道 」 を通ったと云われている。
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番外2
「 シュッポ シュシュポポ シュシュポポ シュッポ 」
※ くりかえし
姫路 ・ 東京 乗り換えず
行けた昔が懐かしい ソレ
黒い煙は チカラこぶ ソレ ソレ ソレ
お召し列車は今どこに
呼べば答える
エコの道 エコの道
ソレ トトンがトン トトンがトン
そーれ ゆらゆら ゆーらゆら
※ 2行くりかえし
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時刻表(抜粋)1957年10月 財団法人 日本交通公社 製作
(快速)[通称] 姫快 (急行)伊勢 (急行)大和
編成 ・2等車・3等車
・2等車・3等車 ・特別2等車 同左
・3等寝台車
441列車 442列車 204列車 203列車 202列車 201列車
15:28 鳥羽 11:35 20:10 鳥羽 8:29 20:20 湊町 9:06
16:55 亀山 10:34 21:27 亀山 7:11 21:07 奈良 7:50
16:59 10:30 21:35 7:08 21:09 7:42
17:31 柘植 10:07 21:55 四日市 6:44 22:27 亀山 6:52
17:32 10:04 21:56 6:43 22:30 6:49
18:17 草津 9:25 22:11 桑名 6:29 22:51 四日市 6:24
18:25 9:19 22:11 6:29 22:51 6:24
18:53 京都 8:57 22:35 名古屋 6:05 23:31 名古屋 5:45
19:05 8:51 22:45 5:56 23:41 5:35
19:46 大阪 8:10
19:49 8:07
20:25 神戸 7:30 中 略 中 略
20:27 7:29
20:50 明石 7:04
20:50 7:04
21:27 姫路 6:24 6:00 東京 23:00 6:47 東京 22:30
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昭和30年代 加太・中在家付近 写真提供、亀山市役所・関支所・加太出張所
昭和26年亀山駅にて ( 故 ・ 濱﨑直吉 所有アルバムより )
写真提供 中根 正 様
御幸町の町名の由来は、「 天皇陛下にお目通り頂いた地域 」 と言う意味で 付けられたとのことです。
昭和30年代の亀山駅構内。 SLへの給炭・給水をする設備。 ( 久野 宏 様 所蔵写真 )
筆者・濱﨑 収 は小学6年生まで、この近くの鉄道官舎にいたので、毎日この光景を見て過ごしていました。
ばい煙で真っ黒になった鼻くそを「人差し指」でホジリながら。
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番外3
「 春は桜の たいこじ( 太岡寺 ) なわて( 畷 ) 」
※ くりかえし
夏は浅瀬で 魚追い
秋にゃ こがね( 黄金 )が お辞儀する ソレ
冬の山並み 薄化粧 ソレ ソレ ソレ
車ゆき交う インターチェンジ
鈴鹿おろしも
吹き抜ける 吹き抜ける
ソレ トトンがトン トトンがトン
そーれ ゆらゆら ゆーらゆら
※ 2行くりかえし
県道、亀山 ・ 関 線の跨道橋より。 国道25号線の亀山インターチェンジ方面を望む
「太岡寺なわて」西寄りから見た高架橋と鈴鹿川
忍山大橋から忍山ダム(堰)・山下橋・国道25号線高架橋、
そして鈴鹿山脈(鈴鹿峠方面)を望む。
流れる川は鈴鹿川。
鈴鹿の山並みが薄化粧をしている。
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番外4
「 うまい ! うまいぞ ! 御飯が うまい ! 」
※ くりかえし
ここは 白川 山の里
明けの 明星 こくぞう( 虚空蔵 )さん ソレ
世界に誇る 工場 ( こうじょう ) と ソレ ソレ ソレ
うまい お米の 穫れ ( とれ ) どころ
いの ( 猪 )・ 鹿 ・ お猿と
たくましく たくましく
ソレ トトンがトン トトンがトン
そーれ ゆらゆら ゆーらゆら
※ 2行くりかえし
「 虚空蔵さん 」 ご住職 亀山駅前における 「 亀山めぐり唄 」 PR写真 ・ 歌 ・ 詩の展示箇所にて
番外5
「 野村自慢は 数ある中で 」
※ くりかえし
椋の大木 一里塚
大地を踏みしめ 根も上がる ソレ
国の宝は 慈恩寺さんの ソレ ソレ ソレ
阿弥陀如来の 立ち姿
秋の見どころ
ニックネームの イチョウ寺( 宗英寺 )
ソレ トトンがトン トトンがトン
そーれ ゆらゆら ゆーらゆら
※ 2行くりかえし
番外6
「 あづま( 吾妻 ) 吾妻と タケルが叫ぶ 」
※ くりかえし
男まさりの オトタチバナも
タケルの前では 姫になる ソレ
しのぶ( 忍 )デートの
おしやま( 忍山 )さんは ソレ ソレ ソレ
祭りにゃ繰り出す 傘の鉾
子供の掛け声
こだまする こだまする
ソレ トトンがトン トトンがトン
そーれ ゆらゆら ゆーらゆら
※ 2行くりかえし
番外7
「 兜( かぶと )かぶって 加太を駆ける 」
※ くりかえし
川の流れが 道しるべ
都を離れ 来てみれば ソレ
古代関所の跡がある ソレ ソレ ソレ
時代 時代を 映し出し
峰に輝く
お月様 お月様
ソレ トトンがトン トトンがトン
そーれ ゆらゆら ゆーらゆら
※ 2行くりかえし
番外8
「 知るか 知らぬか シルクの歴史 」
※ くりかえし
桑の葉っぱを 絹糸に
お蚕様は 天の虫 ソレ
繭の糸こそ みやび( 雅 )を作る ソレ ソレ ソレ
製糸産業 亀山の
時代織り成す
村づくり 町づくり
ソレ トトンがトン トトンがトン
そーれ ゆらゆら ゆーらゆら
※ 2行くりかえし